全国の生産者が誇る特産品とコラボ! かき氷甲子園7月開幕!
2018/07/03
新潟・八海醸造
「麹だけでつくったあまさけ」
このかき氷は、砂糖を一切使わず、麹のでんぷんを糖化させることで優しい甘さを引き出した八海醸造「あまさけ」で作られたもの。雑味をなくすため1粒1粒ていねいに削って磨き上げた「精米歩合60%」を採用。蔵人のこだわりから生まれるすっきりとした上品な味わい。あまさけは“飲む点滴”とも言われるほど栄養価が高く、これで夏バテも吹き飛ばせそうだ。
右側に添えられたスポイトの中身は、八海醸造の真髄ともいえる淡麗辛口の日本酒「八海山」。
大正11年創業。新潟・八海醸造株式会社営業部東京営業所長の余田岳志氏。霊峰八海山の裾野に酒蔵を構え、淡麗で飲み飽きない清酒をめざし、酒造りに励んでいる。
栃木・菊池いちご園
「夏いちご」
那須高原で6月から11月に収穫出荷される栃木限定の夏いちご「なつおとめ」を使ったかき氷。「なつおとめ」は品質が高く、形の良い粒が多いためスイーツに最適。甘みと酸味のバランスがよく、赤い果肉が特徴。シロップが鮮やかな色に仕上がって、心が踊るかき氷だ。
ただ甘いだけじゃないキリリと引き締まった酸味があり、かき氷との相性は抜群。
栃木県那須連山の麓にある菊池いちご園の菊池宏氏。澄んだ空気と清らかな水で1年中いちごを生産している。肥料には米ぬかを使うなど、味と安心安全な品質にこだわる。
静岡・静岡県温室農業協同組合
「クラウンメロン」
マスクメロンのシンボルT字型のツルは、1本の木に1つの果実だけの証明。1個の果実に全栄養が注ぎ込まれ、王様の名に冠せられているクラウンメロン。芳醇な香りと甘さの秘密は、メロン栽培専用のガラス温室。どのメロンの葉っぱにも光がよく当たるよう栽培ベッドが階段状に配置され、余分な水分や養分を吸わせない地面から離れた高床で栽培されている。
一口食べるだけで驚くほどの芳醇な香りが口に広がる。それもそのはず、静岡クラウンメロンは、無作為に選ばれたメロンの肉質、糖度、風味、熟度、食味が厳格に調べられ、全ての項目に合格したものだけが出荷を許される。
静岡県温室農業協同組合は、温室マスクメロン専門の農協。ここで40年近くメロン作りに携わり、クラウンメロン支所長も務める中條文義氏。
これはきっと一生忘れられない
夏の思い出の味になるーー。
こだわりにこだわった47都道府県の特産品で作られたかき氷の数々。全てのかき氷を制覇してみたい……というのは夢かもしれないが、自分の生まれ故郷の味をかき氷として堪能してみるのもいい。この夏、新鮮な驚きと衝撃のかき氷に出会えるかもしれない。きっと一生忘れられない「ひと夏の思い出の味」になるはずだ。
「nicoe かき氷甲子園」DATA
期間:2018年7月27日(金)〜2018年8月26日(日) ※金土日限定+8月13日(月)~16日(木)
時間:11:00~21:00
場所:nicoe(ニコエ)内ガーデン
静岡県浜松市浜北区染地台6-7-11
詳しくは公式HPで。
photo:Daisuke Uchida
text:Mikako Wakiya